【2019年版】目黒区の保育ママ(家庭福祉員)体験レポート

我が家は目黒区の保育ママさんに一年間お世話になりました。保育ママ(家庭福祉員)の情報がとても少ないようなので、体験談をレポートします。

保育ママ制度の基本情報(目黒区の場合)

保育ママ制度は自治体によって内容が様々ですが、目黒区の場合は認可保育園などと同じ位置付けになります。区役所の保育課で申請をして審査後に入園が決定されるという流れです。

対象者 ① 目黒区在住で保育開始月の時点で生後6か月以上3歳未満

     ② 保護者が就労や介護、求職中などで保育ができない環境であること

     ③ 保育短時間(支給認定3号)であること。

保育時間:平日の9:00~17:00(延長の相談可)

保育料:一律で月額25,000円 (時間外保育は30分につき400円)

休業日:日曜・祝日・年末年始、慶弔休暇、年次休暇15日間、夏季休暇5日間、研修年3回(研修日3回と年次休暇最大5回までは緊急一時保育の利用可)

食事:弁当とおやつ持参(レトルトなどの離乳食可)

定員:3人か5人(園による)

保育ママってどんな人?資格や経験値は?

目黒区の保育ママさんは、全員保育士などの一定の資格を持った家庭福祉員です。みなさん保育園などの施設で勤務経験のあるベテランの先生だそうです。

保育環境は? 自宅で預かるのって大丈夫?

我が家の子が通う先生のお宅は、保育室は居住スペースとは分かれていて、おもちゃの棚とローテーブルが置かれたシンプルなお部屋でした。夏はお庭で水遊びもしていました。

子ども2~3人に保育者2人の手厚い体制

5名の園では3名の大人がついてくれます。定員が3名の園では2人 のようです。

1日の基本スケジュール

9:00 登所、室内遊び

10:00 お散歩。近所の公園でたっぷり遊ぶ

11:30 お弁当

13:00 お昼寝

15:00 おやつ、室内遊び

17:00 お迎え

外遊びや読み聞かせ、充実の保育内容

保育内容は毎日の連絡帳で細かく報告して下さいます。公園では鬼ごっこや砂場遊び、木の実ひろいなどを。室内では絵本の読み聞かせや歌を歌ったり絵を描いたり。雨の日は外に出られませんが、室内滑り台やボール遊び、工作などを組み合わせて1日飽きずに過ごしている様子です。ベテラン保育士さんだけあって、室内遊びの引き出しは無限!雨の日も子どもが満足して帰ってくるので頭が下がります。

メリット

保育園では得られない家庭的な保育

やはり一番のメリットは家庭的な保育環境だと思います。お迎えに行くと、どの子も皆とても満たされた顔をしているんです。ちゃんと愛されて一日を過ごしているんだなと、子どもを見ていて感じました。

異年齢混合で兄弟のように育つ環境

うちの子は一番年上だったので、小さい子にお食事エプロンを付けてあげたりオムツを先生に渡したりと、毎日お世話を楽しんでいました。小さい子たちはそんな優しいお姉さんが大好きで、たまにお姉さんが大泣きしていたりすると頭をなでて一生懸命なぐさめるそうです。異年齢保育を通じて、思いやりの気持ちが育ってくれたんだなと嬉しく感じています。

少人数なので風邪や病気をもらいにくい

これはかなりのメリットではないでしょうか。この1年でインフルやノロなどの感染症は一度もありませんでした。たまに軽い風邪をひくくらいで、病欠する子はとても少なかったです。

自営業、フリーランス、パートの人に最適

 保育園へはフルタイム勤務の人でも入所が難しい現在、自営業やフリーランスの人たちは入園を諦めている人が多いのではないでしょうか。保育ママさんは保育短時間認定の人しか申込みができないので、フルタイムの人(長時間認定)とはかぶらないんです。だから入所できる可能性は高いです!定員割れの現在なら確実に入れると思います!求職中や介護中の方も、ぜひ保育課で相談してみてください。

次年度の保育園に入所しやすい(加点がある)

保育ママは0歳~2歳児保育なので、3歳の3月末で卒園となってしまいます。なので、目黒区では3歳児枠の保育園申込の際に優先度が上がる仕組みになっていす。我が家は3歳クラスへの入園申請の際に、第一希望に入ることができました。下の学年のお子さんたちも、優先枠はないはずなのですが第一希望に皆さん入所されています。(これはたまたまかもしれませんが)

デメリット

保育時間が短い

9時~17時なのでフルタイムの人は難しいかもしれません 。遅くなってしまう日や早く出勤しなくてはならない場合、私の先生は柔軟に対応して下さっていました。見学の際に相談してみると良いかもしれません。

休みが多い

有給休暇や研修などで、毎月1~2回はお休みになります。年3回の研修日+有給休暇年5回までは区立保育園の緊急一時保育を利用することが可能ですが、それ以外は家庭で子どもを見ることになります。

お弁当とおやつ持参

 お弁当はレトルトの離乳食持参も可能なのでご安心を!ちゃんと温めて出してもらえます。保温ジャーでお味噌汁を持参すれば冬でも温かい食事が食べられますね。おやつは袋菓子でもヨーグルトやバナナでも、何でも大丈夫です。

保育ママは入所しやすい

2018年は満員御礼だった保育ママさんが、2019年4月現在、なんと定員割れしています。目黒区では今年新規の保育園が17園もオープンしたので、そちらに流れたのでしょう。

保育ママ制度は保育時間が短いし、お休みが多いし、給食もありません。正直、保育園に預ける方が親にとっては楽です。でも!この一年間預けてみて、私は保育ママに預けられて本当によかった。それは時間に融通がつく自営業だから言えることかもしれませんが…。

子どもにとっては本当に幸せな環境です。優しい先生と仲間と過ごすゆったりとした時間は、大規模な保育園では得られないと思います。気になる方はぜひ見学に行ってみてくださいね。